赤穂四十七士――その中に、津山森家に縁が深いものたちがいた。<br />神崎与五郎、横川勘平、茅野和助。<br />彼らはそれぞれの理由から、赤穂藩主・浅野長矩に仕え、刃傷事件からの吉良邸討ち入り、そして最後は帰らぬ人となった。<br />忠義のために生きた彼らと、そこには彼らを支える、「女」たちの戦いもあった。<br />それぞれの忠義のために、己の生き様を貫いた男と女の姿が、そこにはあった――。<br />新たな忠臣蔵の傑作が、ついに登場。<br />