「もうかるたをやめる――」。<br />新の頑なな態度に、千早は動揺を隠せない。<br />そんな中、圧倒的な強さを誇る高校生かるたクイーン・若宮詩暢の存在を知り、千早は激しく闘志を燃やす。<br />しかし個人戦対策に夢中になるあまり、太一から厳しい言葉を浴びせられることに。<br />何のために、かるたをやるのか。<br />それぞれの答えを求め、誰もが悩み、もがく。<br />