老刑事・有馬と、女性検察官・春名、若手弁護士・世良の三名は、誤判対策室に配属された。<br />無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織だ。<br />飲み屋の女将から二人組の客が殺人の犯行を仄めかしていたことを聞いた有馬は、冤罪事件を疑い、母子を殺害した罪で古内という男の死刑が確定していることを突き止める。<br />誤判対策室は調査を開始するが、古内の死刑執行が迫る!※『60 tとfの境界線』を改題したものです。<br />