イヴの異称を名前に持つ女、上田絵羽。<br />絵羽はある野望をもち、日本国内の超進学校に潜り込む。<br />そこには数学の天才児・上杉和典が在籍していた。<br />絵羽は己の目的を達成するために、自分が目を付けた優秀な人間に扇情的な言葉を投げかける。<br />その筆頭が和典だった。<br />絵羽からの荒唐無稽な要望に強い拒絶感を感じる一方で、強く惹かれる和典。<br />しかしその裏に見え隠れする、得体の知れない闇に危険を感じ、それが何なのかを探り始める。<br />