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じゅっさいのおよめさん

「わたしはせいじのおよめさん!」僕こと倉敷誠二が終業式を終えて家に帰ると、家の前で待っていた十歳ぐらいの見ず知らずの少女に、いきなりそう言われてしまった。
およめさん宣言のもと、一緒に新婚生活を送ろうとしてくる少女。
けれどもちろん、僕は十歳の少女と結婚することにした憶えはない。
少女に話を聞くと、どうやら彼女はクラスメイトの御殿山みのりで、昨日突然その姿になってしまったらしく……!?




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