年の瀬迫るショッピングセンターに置かれた、四本の指。<br />一体誰が、なんのために遺棄したのか。<br />賑わう場所の犯行にもかかわらず手掛かりはごく僅か。<br />若手刑事・如月塔子と捜査一課きっての推理力をもつ鷹野は、被害者救出に奔走するが、必死の捜査も空しく、被害者の遺体と、犯人の異様なメッセージが発見されてしまう。<br />十一係は、分析不可能な殺人者を捕らえることができるのか!?