専横を強める白河帝は先帝との約束も反故にし、実子に譲位して院政を始める。<br />「治天の君」と呼ばれた。<br />帝位に就けなかった皇弟・三の宮は花園に隠棲する。<br />一方、皇后道子に傀儡子の頭・鷲丸が接近し仕えだした。<br />院に預けられてから逃げ出した美少女・たまきは、鷲丸のおかげで三宮と邂逅するが、その後三の宮の許を出奔。<br />隠れ住んでいたところを見つかり、院の許へ連れ戻される。<br />たまきはやがて院の寵愛を受け、祇園女御と呼れる。<br />