幕末、京の街を守護する会津藩士・古畑手志朗は、父親を何者かに惨殺された。<br />呆然とする手志朗に、会津藩の仲間たちは仇討ちのため新撰組に加盟するよう勧める。<br />そこは、野獣のごとき猛者どもが血の雨を降らせる、とんでもないブラックな集団だった。<br />道場の稽古で叩きのめされ、夜の飲み会は慣れぬ花街。<br />ひとを斬ったこともないのに市中巡邏で浪人と対決。<br />泣きそうになりながら走り回る手志朗の前に、ひとりの少女があらわれた……