警察組織を監視するはずの監察官が不祥事を起こしてしまう。<br />たまりかねた警察トップは、アメリカの諜報企業「リスクヘッジ社」を、監察を含めた組織全体を監視する第三者機関として採用する。<br />リスクヘッジ社vs監察。<br />組織内の不正をどちらが先に発見するか。<br />しかもリスクヘッジ社は、警察トップのほんの一握りしか知らない密命を帯びていた。<br />監察を出し抜いて不祥事を隠蔽し、不正を「無かったこと」にしなければならないのだ!