「忙しい、忙しい」を連発して、いつも社内を右往左往。<br />休みたいのに休むのが怖い「一生懸命サラリーマン」の森川昌。<br />そんな彼の上司が殺された! そして変態殺人者と疑われた彼は、必死の推理で真犯人をあぶり出す。<br />だが、後に残るは人間関係の気まずさと空虚な絶望。<br />そして脱組織をめざした彼に、最後の悲劇が訪れる! 癒しと恐怖の三人称敬語体ミステリー。<br />