同棲していた女が、ある晩、突然死んだ。<br />男は女に亭主がいたことを知り、女の骨壺を抱いて、札幌の亭主を訪ねた。<br />しかし、男を待っていたのは、黒い罠だった。<br />やくざの親分に弄ばれた男は、姐さんと恋におち、たった一人で大組織に立ち向かう。<br />凄絶なバイオレンスと究極のエロスを描く長編。<br /><「野良犬の謝肉祭」改題作品>