講談社ノンフィクション賞 新潮ドキュメント賞 ダブル受賞。<br />メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。<br />フジテレビを日本一のキー局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。<br />鹿内家の支配は完璧に見えた。<br />しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任――グループ内部は静かに揺れ始める。<br />そしてクーデターが起きたのだ!