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サージウスの死神

徹夜明けの仕事帰り、俺はビルの屋上から飛び降りてきた男となぜか目が合った。
男はすぐに目の前のアスファルトの上でぐちゃぐちゃになった。
警察の取り調べを受け、男の側頭部に3センチくらいの穴が開いていたと聞かされる。
警察から解放された俺は、着替えを持ってきてくれた会社の同僚と地下カジノ「freeze」に繰り出すことにした。
早速ルーレットへ。
初日は負けたが俺はルーレットが気に入り、しばしばfreezeを訪れるようになる。
300万円近く負けて俺は勝負に出た。
そして預金のすべてを失った。
会社にも行かず、俺は借金をしてルーレットに賭け続けた。
ルーレット台にかじりつきホイールを凝視していると、突然影が落ちてきて数字の形になった。
頭蓋骨から焔がこぼれ「26」という数字が見えた。
一数字賭けに勝った。
その後俺は家に戻らなくなった。
カネは狩るものだと理解し、勝つことに徹底した。
俺は賭けて、生きのびることができる。
なぜなら、頭蓋骨のなかに「数」を飼っているからだ。
あの男と目が合ってから……。




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