東北から南米へ戦前から現代へ時空の森を貫きその列車は疾る小説家兼探偵・坂口安吾が、疾走した高級コールガールの行方を追う「第一の森」。<br />記憶を持たない男・丸消須ガルシャが乗った列車で不可解な殺人事件が起きる「第二の森」。<br />そして私は小説に導かれ京都、長崎、東北と漂泊し、手記「消滅する海」をしたため続ける。<br />ミステリ、SF、幻想小説にして世界文学。<br />前人未踏のギガノベル、ここに誕生!