未曾有、といわれる災厄がひたひたとやってきた。<br />新型コロナウイルスによる感染症。<br />気がついたら世界中を覆っていたこの疾病を広めないためには、今のところ人と人を遠ざけるしか手立てがない。<br />このような災禍の前で、言葉は、物語はどんな力を持つのか。<br />私たちはどう向き合って、どう乗り越えていくのか。<br />緊急特集として、十四人の表現者たちにそれぞれの想いを書き下ろしていただいた。<br />