黄昏のカーニバル
読んで思わずニヤリ、じわーっと面白い7編。
タイムマシンに記憶喪失、唯我論……斬新で楽しいアイディアがいっぱい! ――動くものは何もない。
東京にあるのは白い死と、虚しく時を遡(さかのぼ)るテレビ番組の喧騒だけ。
命だけ破壊する中性子爆弾で死に絶えた人間に代わり、コンピューター自らが意志をもって動き出した……。
文明の終焉をペーソス漂わせて描く表題作のほか、「唯我独存」「21人いる!」など、パスティーシュの名手が贈る、珠玉のアイディア7編。
更新中です。しばらくお待ちください。