さかさ髑髏は三度唄う
闇からとどく髑髏の声、怪異の果ての悲劇。
哀しいさらし首伝説の残る村で続く奇妙な死の真相は? ――憧れの女性教師が余命わずかで、学校も廃校に……。
小学校時代の同級生・一尺屋遙(いっしゃくや・はるか)から手紙を受けとった八追純平(やおい。
じゅんぺい)は、20年ぶりに母校を訪ね、夜の理科室でか細い声で唄うさかさ髑髏の灯籠を見た。
不気味な詩に誘われるように、一人また一人、奇妙な死が訪れる。
一尺屋が解き明かす悲劇の真相。
新本格推理長編。
怪しの声が惨劇の始まり……。
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