それでも、好きだと言えない
夏の終わり。
人付き合いが苦手な僕の前に現れたのは、記憶喪失の幽霊、レイナだった。
レイナに取り憑かれた僕は、彼女を成仏させるため、記憶を取り戻す手助けをすることになった。
けれど、天真爛漫でお節介なレイナの存在は、僕の日常を大きく変えていき、そして僕の心さえも奪ってしまった。
だけどこの気持ちは絶対に伝えることはできない。
レイナの死の真相と彼女の後悔を知ってしまったから……。
後悔と一途さと失われた記憶が紡ぐ、’7つ’の好きだと言えない理由。
大切だからこそ、伝えられない想いがある。
ほろ苦くて、ちょっぴり泣ける青春ラブストーリー。
――それでも、好きだと言えない。
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