「私が死ぬのはあなたのせい」気づかないうちに傷つけ、傷つけられて。<br />でも、もう、自分を隠せない、だませない! ――「佳苗に会いたがっている」と担任の先生に頼まれ、不登校の春名に会うことになった佳苗。<br />ところが、春名は、佳苗に復讐したいと言い出す。<br />理由がわからない佳苗は、戸惑うばかり。<br />しかもそれ以降、友人の絵里や周囲との関係もうまくいかなくなってしまう。<br />真の友情の姿を、丁寧な心理描写を駆使して綴った感動作。<br />