明治期、アメリカ言論界で健筆を振った怪物・河上清と、その一家の50年の軌跡を描く! ――アメリカ言論界の第一線で活躍した河上清と、その一家の50年。<br />外国のマスコミに定期的に記事を書き、その存在が認知されている日本人ジャーナリストは、いま見あたらない。<br />河上清は明治時代に、その難事をやってのけた。<br />日本初の社会主義政党設立に挫折した青年が、K・K・カワカミとして再生し、異国の地でペンに生きた驚異の軌跡。<br />