帰蝶さまがヤバい
天文十七年(1548年)、世の中は群雄割拠でみなが天下統一を狙っている。
もちろん美濃もそうだ。
そんな折、「結婚するわ」と国主・斎藤道三の娘の帰蝶は稲葉山城で父に向かって言い放った。
「なぜおまえが決めるのだ」「どうして決めてはいけないのですか?」押し問答の末、帰蝶は結婚相手が尾張の織田三郎信長だと告げる。
「いやいや、ご冗談でしょう」侍女の皐月が思わず口を挟む。
「でもする」とすかさず返す帰蝶。
帰蝶と信長は本当に結ばれるのか──時代を先取りする夫婦魂。
新機軸・恋愛歴史小説!
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