『もう頬づえはつかない』の著者が描く家への幻想。<br />幸せになる自慢の家――家をもつことは、幸せなことなのか? 『もう頬づえはつかない』の作者が、約30年経って描く、建築家庭小説集。<br />家を建てたり、リフォームしたりするときに、家族が直面する願望、希望、断念などのドタバタには、考えるべき人間的問題が潜んでいる。<br />新しい家族の心のかたち。<br /><『家なんか建てなきゃよかった』改題作品>