帰蝶さまがヤバい
永禄三年(1560年)、桶狭間の戦いで、強敵・今川義元を斃した織田信長と妻の帰蝶。
その勢いを駆って一直線に天下へと突き進むのかと思いきや、現実はそう簡単ではない。
次の標的である美濃はもっと手強いのである。
帰蝶が嫌う実の兄、斎藤義龍が天下取りを目指す夫婦の前に立ちはだかった。
ところがそれほどの時を置かず、帰蝶が「殺した」と侍女に嘯いた。
織田への輿入れのとき、つまり10年以上前に兄・義龍に刺客を放ってあったという。
なんという深謀遠慮。
信長を前面に押し立て、帰蝶の「天下取り」がまた一歩大きく前進する!
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