★★★★★第52回メフィスト賞受賞作★★★★★ ある夕方、保育園から榎本千夏子に一本の電話が入った。<br />「夏紀ちゃんがいなくなりました」なんと、千夏子の子が保育園から消えたという。<br />不安を募らせる千夏子のもとに、二本目の電話が。<br />その電話は<彼女>からのものだった――。<br />4人の女性が抱える「女」としてのジレンマを鮮烈に描き切った究極のサスペンス!