追放の賢者、世界を知る
魔法使いの少年・ハルには幼馴染がいた。
心優しく、気高い少女・レティシア。
ともに冒険者として歩んできたが、世界で七人しかいない「勇者」の称号を与えられるまでになったレティシアは、変わってしまった。
高圧的で傍若無人で、ハルを虐げるばかりの存在に……!もう自分の知っている彼女はいない――そう思ったハルは、自らパーティを抜けることにする。
「ハル、あんたが言うべき台詞を教えてあげる。
雑魚でもできるはずの当たり前のことをミスをしてしまいごめんなさい、深く反省しています。
どうか許してください、レティシアさま……よ」「イヤだ」「は? 今、なんて?」「もうレティシアの言うことには従えない、従わないよ」ハルは新たな仲間と出会い、自由と、自らの真の力を知る――!小説家になろう 発 冒険ファンタジー開幕!
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