石原都政が残した「爪痕」。<br />12年に及ぶ石原都政を徹底検証。<br />私物化された都政――3期12年という長期に及んだ石原都政。<br />表現の自由を脅かす青少年育成条例、巨額赤字を抱え破綻した新銀行東京、莫大な費用をどぶに捨てた五輪招致。<br />さらには、執拗に繰り返される外国人や障がい者に対する差別発言。<br />彼は東京に何を残したのか……。<br /><『空疎な小皇帝「石原慎太郎」という問題』加筆改題作品>