古道具屋 皆塵堂
料理屋・福芳で修行するも、やむを得ない事情から店を辞めることになってしまい、途方に暮れていた麻四郎。
困って街を歩いていると、古くからの知り合いである千右衛門に声を掛けられ、皆塵堂を紹介される。
どうやら人手が足りないらしく、ひとまず十日ほど試しに働いてみることに。
麻四郎が店番を手伝っていると、呉服屋の弥平という男が訪れ、やけに綺麗な壺を「ただで引き取ってほしい」という。
おかしな話だが、峰吉の巧みな交渉によって、壺数個を買うことを条件に、綺麗な壺を引き取ることに。
だがその晩、麻四郎がふと目を覚ますと壺の口から人の手が出てきていて……!?その幽霊の正体とは? そして、麻四郎の不運の本当の理由とは。
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