失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子のように甘い
夏。
衣替えも終え、近づく体育祭に沸き立つ学校。
悠と幼なじみの心愛との距離感は、相変わらずじれったいままだが、少しずつながらも、これまでより前に進むきざしを見せていた。
そんな夏のある日。
悠は街で、かつて別れた――そして、なによりも大切な恋人だった先輩に、とてもよく似た少女と出会い……!?「先、輩?」「おにー、ちゃん?」恋を失ってしまった男の子と、ずっと片思いを続けていた幼なじみの、じれったくて甘くてちょっと切ない、そんな恋物語――。
あの日の幻と想い出が、現在と交錯する第二弾!
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