戦慄の長篇サイコ・サスペンス。<br />異端の作家が遺した魔書が、抑圧された欲望を殺意へと変えるとき……。<br />魔書が誘う破滅への道――異端の作家、神代豊比古が遺した空前の大作「梟の巨なる黄昏」は、手にした者を破滅させる呪われた書物でもあった。<br />不遇の作家・布施朋之とその妻、流行作家の宇野明彦、大手出版社の次期社長、美貌の阿久津理恵……。<br />1冊の魔書をめぐって4人の男女の欲望が交錯する。<br />戦慄の異色長編サイコ・サスペンス!!