Voyage 想像見聞録
さぁ、出かけよう! 「物語」という旅へ。
様変わりした生活、奪われる自由――。
でも大丈夫、私たちには「小説」がある。
国境、日常、現実を飛び越え、行き先は無限大!宮内悠介、藤井太洋、小川哲、深緑野分、森晶麿、石川宗生――。
最旬の作家たちが想像の翼を広げて誘う、魅惑のノベル・ジャーニー!宮内悠介 「国境の子」対馬から韓国まではわずか一時間。
でも「ぼく」にはそれが遠かった。
藤井太洋 「月の高さ」旅公演スタッフとして遠征中、あの日見た月が胸に去来する。
小川 哲 「ちょっとした奇跡」自転が止まった地球。
カティサーク号は、昼を追いかけ移動を続ける。
深緑野分 「水星号は移動する」移動式の宿・水星。
今日はどんなお客様と出会うのだろう?森 晶麿 「グレーテルの帰還」あの夏、最後の家族旅行での惨劇が、私の運命を大きく変えた――。
石川宗生 「シャカシャカ」地表が突然シャッフルをはじめた!? 姉弟の生き残りをかけた旅が始まる。
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