企業内外の陰謀。<br />迫真の経済小説――同族経営の中規模建設会社のワンマン社長・唐木正一が急逝すると、遺族役員や幹部社員たちの間に、確執と陰謀が渦巻き始める。<br />同時にライバルの大企業などとの激烈な競争もからみ、政治家と企業、創業者一族と雇われ重役たちとの間に、恐るべき巧妙な計略が幾重にも……。<br />そこから脱却すべく考案された、驚嘆すべき計略とその結末は!? 果して勝者は? 建設業界を背景に描く、迫真の長編企業サスペンス小説。<br />