犯人は、13歳の少年だった。<br />娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。<br />犯人が13歳の少年3人だったため、罪に問われることはなかった。<br />4年後、犯人の1人が殺され、桧山が疑われる。<br />「殺してやりたかった。<br />でも俺は殺していない」。<br />法とは、正義とは。<br />デビュー作にして、少年犯罪小説・唯一無二の金字塔。<br />