2011年3月11日。<br />あの日から続く非常事態を人々はどう生きたか。<br />何を考えたか。<br />論争の中で塗りつぶされていく多様性、忘却されていく過去を、ていねいに見つめ直す。<br />第1回PEPジャーナリズム大賞受賞のノンフィクションライターが綴る傑作。<br />第1章 先取りされた「緊急事態」の記録第2章 人に会いに行く第3章 理解、その先へ第4章 トモヤの10年第5章 何も知らない終章 家族の時間