光の肌
晴海埠頭で1台の自動車が引き揚げられたが、運転者の死体は出てこなかった……。
Mデパートの店員・野上美樹子は、妊娠処置のことを、銀座のクラブに勤める友人に相談した。
そのとき、英会話と車の運転ができる美樹子に、ある会社の秘書にならないかとの話がでた。
そして美樹子は、大竹通産の専務秘書になった。
高価なドレスや和服を着せられ、高級レストランや料亭につれ歩かれた。
数か月後のある夜、大竹通産の社運をかけた取引がおこなわれた。
相手は、東南アジアのQ国使節団。
座には芸者もきて賑やかだったが、代表格の男は、美樹子にしか関心を示さなかった。
その数日後……。
更新中です。しばらくお待ちください。