裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。<br />ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。<br />冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。<br />しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。<br />親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。<br />未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。<br />リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!