クレヨン王国 茶色の学校 PART1
アトピー性皮膚炎に苦しむ6年生の玉絵(たまえ)は、若いおじの桂(けい)さんと海辺の温泉へ治療湯治にいきました。
そこは、オチバクライという土の神さまと、ホルトダヌキという人間そっくりに化けるタヌキの伝説の里でした。
ある日、犬に化けたホルトダヌキにみちびかれてクレヨン王国に入った玉絵は、オチバクライととんでもない約束をしてしまいます。
●こんにちは。
わたし、「おたま」こと、柴野玉絵(しばのたまえ)です。
いまのわたしのだいいちの親友は、アトピーちゃん。
この子とは、早くバイバイしたい! せめてすこしでもおとなしくしてもらおうと「ムジナの湯」で湯治しているの。
いなかの海辺の温泉じゃたいくつだろうって? とんでもない。
このあいだは、わたしそっくりに化ける、伝説のホルトダヌキとお友だちしちゃった。
そんな「お話」みたいなことって、ほんとにあるんだね。
しかも、彼はまた現れる予感がする。
なんか、おたま、わくわくしちゃうね!
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