セント・ラファエロに冬がきた。<br />日本人の理生は、クリスマスの飾り付けのヘクセンハウス――ドイツ語で言うところの「魔女の家」が気になって仕方がない。<br />そして同じころ、理生のまわりでは不穏な出来事が起きはじめる。<br />そんな中、土地神のような存在であるアーロから「異界と繋がる扉から、よくないものが侵入している」と教えられ、理生は頭を抱えることに……。<br />果たして超常的トラブルは無事解決できるのか!?