ちいさなぬま
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ぬまは、ずっとひとりぼっちでした。
あるとき、森にちょうがやってくると、ぬまは、さようならをしたくないあまりに、ちょうを飲みこんでしまいます……ひとりのさびしさ、ふり向いてもらえないさびしさ、たのしい時間がおわるさびしさ、別れるさびしさ……そんな気持ちが、ひとつの出会いによって変わっていきます。
絵本デビュー作『わたしドーナツこ』で注目を浴びた井上コトリさんの第2作。
ちょっぴりこわさものぞく個性的な「物語」と、軽快でカラフルなイラストレーションが魅力。
「沼」を主役に据えて「さびしさ」というテーマを描き出した、意外性に富んだファンタジックなお話です。
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