【第25回小説すばる新人賞受賞作】ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。<br />30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した――。<br />一日あれば、世界は変わる。<br />男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか? 大いなる「企み」を秘めた衝撃作。<br />