京都祇園のお茶屋兼置屋、「鈴乃家」のひとり息子で、市内の高校に通う小野貴史。<br />ある日、自宅の物置小屋で足をすべらせ、目覚めるとなぜかそこは幕末の京都だった――。<br />当時の「鈴乃家」は、小野小町の再来といわれるほどの人気舞妓がいたはずなのだが、実際には廃業の危機に瀕していた。<br />このままでは貴史が生まれないことになってしまう!? タイムスリップ幕末異聞!