「一冊を通して、日本語の変遷ドキュメントになっているという指摘は、間違いありません。<br />…それが『武蔵野』の最大の魅力と言っていいかもしれません。<br />」(奥泉)。<br />今回は、本全体に日本語の歴史が横溢している国木田独歩の『武蔵野』を読む。<br />芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる‘漫談スタイル’の超文学実践講座。<br />本電子書籍は、文芸誌「すばる」2010年5月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。<br />