「どうですか! この美しさ! もう惚れました。<br />」(奥泉)。<br />「僕も惚れました(笑)。<br />」(いとう)。<br />今回は、評者二人をして熱く語らせ、興奮させた谷崎潤一郎『春琴抄』を読む。<br />芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる‘漫談スタイル’の超文学実践講座。<br />本電子書籍は、文芸誌「すばる」2011年7月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。<br />