マリー・ブライディは伯爵令嬢でありながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。<br />ある日、酔っぱらった父が「おまえの花婿を拾ってきてやったぞ」と、ひとりの青年をつれてくる。<br />デューイというその青年は、なんとこの国の王子だった。<br />デューイはマリーに求婚するが、独身主義のマリーは結婚する気などまったくない。<br />だが、デューイは花婿として家に居座ってしまい……?