【吉川英治文学賞受賞作】1905年ロックフェラー医学研究所の首席助手に任命された野口英世は、蛇毒、スピロヘータの研究に没頭。<br />そして白人女性メリーとの結婚。<br />世界的な名声をえた英世は、1915年日本に凱旋帰国。<br />だが研究にゆきづまった晩年、アフリカの黄熱病研究のため現地におもむき、自らの研究の犠牲となり、53歳の生涯をアクラの地に果てるまでの後半生。<br />偉人野口英世の真実の姿を描いた感動の長編伝記小説。<br />