梁山泊軍と金軍の果てしなく続く消耗戦。<br />その最中、戦場に切り込んできた史進は兀朮にとどめを刺すも、深手を負い戦線を離脱。<br />岳飛は南宋・程雲の首を獲り、臨安府に入る。<br />一足先に呼延凌と合流した秦容は、金の沙歇との最終決戦に挑む――。<br />激動の中華の地で、国とは何かを問い、民を救うために崇高な志を掲げ、命を賭した漢たちの生き様を余すところなく描き切った中国歴史巨編、遂に完結!