後漢末、霊帝の時代。<br />宦官達は帝を恣(ほしいまま)に操り、天下は麻の如く乱れていた。<br />疲弊した民衆の一部は黄巾賊となって全国に蜂起。<br />大軍を率いて首都洛陽に入った董卓が軍政の覇権を握ると、忽ち暴政の嵐が吹く。<br />「乱世がくるぞ」若き曹操は身ぶるいしながら思った。<br />この‘乱世の英雄’曹操を中心に群雄たちが繰り広げる壮大な歴史ロマン「三好三国志」全五巻。<br />