江戸は品川、清洲亭。<br />大工の秀八が始めた寄席はお客もついて順風満帆。<br />本日も開業中。<br />常連の真打・弁慶がトリを務めていた時、清洲亭の周りに幽霊が出没!? 気味悪がるおえいだが、その正体は弁慶への弟子入り志願の男だった。<br />頑なに弟子を取らない弁慶の切ない理由とは。<br />一方、乗り込んできた女義太夫がひと悶着を起こし―。<br />芸を愛し、人のために尽くす。<br />人の情けが身に染みるシリーズ第二弾。<br />