愛した相手の幸せが、自分の命を奪う、なんて――。<br />二人で余命20年。<br />死に瀕した恋人同士は、生きるために過酷な「奇跡」を受け入れる。<br />この恋の結末に、涙せずにはいられない。<br />『桜のような僕の恋人』の著者が贈る、胸打つ長編小説。<br />試し読み増量に加え、刊行記念エッセイを収録した電子無料小冊子。<br />