150年前の5月15日、江戸の町は戦場と化した。<br />西郷率いる新政府軍に彰義隊らが立ち向かった上野戦争。<br />いまも銃痕や刀傷が建物に残る。<br />戦争の様子はどのようであったのか。<br />たった一日で制圧されたが故に「烏合の衆」と蔑まれてきた彰義隊の真の姿とは。<br />当時を知る人々の貴重な証言と、膨大な資料をもとに検証する迫力のドキュメンタリー。<br />教科書では学べない、生きた歴史の手触りが感じられる本。<br />