毒がなければ生きていけないと言った「先生」についていったナヅル。<br />彼はなぜ、いま帰ってきたのか――。<br />生まれ育ったマキヨノで、仕事も、愛する女性も得たハルヒヤ。<br />懐かしい友人、ナヅルとの再会を喜んだものの、彼が「花煙師」になったと知る。<br />ナヅルがいない間に、マキヨノでは花煙師の出入り禁止が決まったのだ。<br />複雑な思いでナヅルと接するハルヒヤだったが…。<br />